美しい地肌を作りあげるために表面を削る。美しく仕上がった地肌は元の状態を想像することすら出来ない。削られたかんなくずはゴミとなってしまうが、その見事さは、ゴミといえないほど美しい。私たちは、目的に向かって進むことを生業としていますが、削られたものの尽力を忘れることはありません。

削る
［動ラ五（四）］ １ 刃物で物の表面を薄く切り取る。そぐ。「鉛筆を―・る」 ２ 一部分を取り除いて全体の量を減らす。削減する。「予算を―・る」「人員を―・る」 ３ 全体からその部分を取り除く。削除する。「文章を―・って短くする」「名簿から名 ...
デジタル大辞泉
削る
一 （ 動ラ五［四］ ） ① （刃物・やすりなどで）物の表面をそぎ取る。
大辞林 第三版
削る
［動ラ五（四）］ １ 少しずつけずる。「材(き)を―・る斧(よき)の音」〈露伴・五重塔〉 ２ 皮をはぐ。「兎を捕へ皮を―・りて野に放つ」〈霊異記・上〉
デジタル大辞泉